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害獣駆除は市役所に頼める?補助金・箱わな貸出の制度をわかりやすく解説

害獣駆除は市役所に頼める?箱わな貸出・補助金の制度を解説
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「税金払ってるんやから、市がなんとかしてくれへんの?

害獣の被害に気づいた人の多くが、まずこう考えます。実はこれ、半分は正解です。

市区町村には、箱わなの無料貸出や補助金といった支援制度があります。ただし「家に来て駆除してくれる」わけではありません

この記事では、市役所がやってくれること・やってくれないことを線引きして、実在する自治体の制度を実例つきで紹介します。

害獣被害で市役所に電話相談する男性のイラスト

👉 費用の目安を先に知りたい方は害獣駆除の費用相場はいくら?もあわせてどうぞ。

目次

市役所は駆除してくれない。でも「使える制度」はある

害獣駆除の相談窓口がある市役所の庁舎のイラスト

まず結論から。職員が家に来て害獣を駆除してくれる市区町村は、ほとんどありません。

それでも相談する価値があるのは、次のような支援があるからです。

✅ 市役所がやってくれること

  • 箱わな(捕獲器)の貸出——無料の自治体が多い(捕獲の許可とセットで運用されます)
  • 捕獲した個体の回収・処分——委託業者が引き取る例も
  • 捕獲の許可申請の受付
  • 補助金・報奨金の交付
  • 業者の紹介・相談窓口

❌ 市役所がやってくれないこと

  • 職員が来て駆除すること
  • 屋根裏など建物内での作業
  • 侵入口の封鎖工事
  • フン尿の清掃・消毒
  • 被害を受けた建物の修繕

⚠️ ここが分かれ目

市の支援は基本的に「屋外での捕獲」まで。
天井裏に入り込んだ個体の追い出し、侵入口をふさぐ工事、汚れた断熱材の交換——再発を止める作業は、基本的に民間業者の領域です。
つまり「市の制度で費用を抑えつつ、工事は業者に頼む」の組み合わせが現実的な解になります。
なお追い出しや侵入口の封鎖は許可なしで自分でもできます(捕獲は許可が必要です)。

👉 制度の対象になる動物かどうかは種類で変わります。見分け方は害獣とは?家に出る種類一覧と見分け方にまとめました。

実在する自治体制度の例【3自治体の実データ】

市役所の窓口で有害鳥獣の制度説明を受ける様子のイラスト

制度は市区町村ごとにまったく違います。「どんなものがあるのか」を掴むために、実際に公開されている制度を見てみましょう。

宇都宮市(栃木県)|箱わな貸出+3種類の補助金

👉 表は横にスクロールできます

制度 内容
箱わな貸出 ハクビシン・タヌキ・アライグマが対象。無料/貸出期間3か月(農作物を生産・販売している人は1年)/1人(1世帯)につき1基
捕獲後の処分 市の委託業者が無料で回収
わな購入の補助 経費の2分の1以内(上限50,000円)/過去2年間に同じ補助を受けていないこと
防護柵設置の補助 経費の2分の1以内(個人 上限45,000円)
⚠️ 個人農業者向けで、市内の耕作地の周囲に100m以上設置することが条件。住宅の害獣被害では使えません
わな猟免許取得の補助 経費の2分の1(上限10,000円)
窓口 経済部 農林生産流通課(市役所7階)/補助金3種の共通条件=市内に住所があること・市税の滞納がないこと

※宇都宮市公式サイトで確認(2026年9月3日時点/ページの最終更新は令和7年6月3日)。

山形市(山形県)|業者に頼んだ費用が補助される例

  • ✅ 「タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業」(担当=環境部 鳥獣被害対策課)
  • 害獣駆除業者に依頼した費用の2分の1(上限15,000円)を補助/捕獲できなかった場合も対象
  • 業者代金そのものが補助対象になる珍しい型

🚨 ただし、この制度は今は使えません
山形市の公式サイトには「令和8年度の補助金は上限に達しましたので、申請の受付を終了しました」と明記されています(2026年9月3日時点)。
これは自治体の補助金には予算の枠があり、年度の途中でも無くなるということです。制度を見つけたら、まだ受付をしているかを最初に確認してください。

箱根町(神奈川県)|対策用品の購入費を補助

  • ✅ 「箱根町有害鳥獣被害防止柵購入費補助金」=電気柵・トタン板柵・網柵などの物品購入費が対象
  • ✅ 町民=物品購入費の2分の1(上限20,000円)
  • ✅ 自治会=3分の2(上限30,000円)/事業者=3分の1(上限20,000円)
  • ✅ 申請期限=領収書が発行されてから6か月以内

※各制度の内容は2026年9月3日に各自治体の公式ページで確認したものです(各ページの最終更新=宇都宮市 令和7年6月/山形市 令和8年7月/箱根町 2023年4月)。申請条件・金額・受付状況は年度の途中でも変わるため、必ずお住まいの自治体の公式情報をご確認ください。

制度は大きく4タイプに分かれる

自治体から無料で貸し出される箱わな(捕獲器)を家の外に設置したイラスト

全国の制度を眺めると、だいたいこの4つのどれかに当てはまります。自分の自治体がどれかを知ると、期待値がはっきりします。

A|箱わな貸出型

市が箱わなを無料で貸す。設置とエサやりは自分。捕獲後は市が回収する場合が多い。
※借りれば自由に仕掛けてよいのではなく、捕獲の許可とセットです

B|委託捕獲型

市の委託業者が来て設置から回収までやる(職員ではなく委託業者)。立ち会いが必要な場合も。
手厚いが対象が限られる

C|補助金型

わな・柵の購入費、まれに業者代金を補助。2分の1・上限1万〜5万円が目安。
先に申請が必要なことが多い

D|制度なし型

市は予防策の案内と業者紹介のみ。捕獲も補助もなし。
都市部に多い

報奨金(報償金)という制度もある

「有害鳥獣捕獲報奨金」(自治体によっては「報償金」)は、捕獲した個体1頭あたりいくらという形で支払われる制度です。呼び名は違っても中身はほぼ同じものです。

  • ✅ 主に農作物被害の対策として設けられている
  • ✅ 多くは狩猟免許を持つ人・有害鳥獣捕獲隊が対象
  • ✅ 一般家庭が住宅被害で受け取れるケースは限定的

「報奨金がもらえる」という情報を見かけたら、まず自分が対象になるかを窓口で確認してください。

市役所に相談するときの手順

害獣駆除の補助金申請書類と見積書を確認するデスクのイラスト

1 公式サイトで検索する

(市名)+有害鳥獣」「(市名)+ハクビシン」で検索。制度があればページが出てきます。

2 担当課に電話する

課の名前は市によって違います。農政課・農林課・環境政策課・生活環境課あたりが多い。代表電話でも繋いでくれます。

3 この4つを聞く

①箱わなの貸出はあるか ②捕獲した個体は市が回収してくれるか ③補助金はあるか・申請は工事の前か後か ④屋内の被害はどこに相談すればいいか

4 並行して業者の見積もりを取る

制度で足りない部分(封鎖・清掃)は業者の領域。補助金は「工事前の申請」が条件のことが多いので、先に見積書があると話が早い。

🚨 よくある失敗
先に業者へ発注してしまい、あとから「事前申請が必要でした」と言われて補助を受けられない——これが一番多いパターンです。
順番は①市に確認 → ②見積もり → ③申請 → ④工事。急いでいても、事前に一度確認するだけで負担が数万円変わります。

制度で足りない部分は、見積もりを取って確かめる

ここまで見てきたとおり、市の制度は屋外の捕獲まで。屋根裏の追い出し、侵入口の封鎖、フン尿の清掃・消毒は民間業者の領域です。

そして補助金は着工前の申請を求める自治体が多いため、見積書を先に用意しておくと申請がスムーズになります。

調査と見積もりを無料にしている業者を選べば、金額を確かめる段階で出ていくお金はほぼありません(生息確認だけを頼む場合など、一部有料のケースはあります)。

🥇 害獣プロガード|封鎖・清掃消毒までまとめて対応

害獣プロガード公式サイトのトップ画面
  • 市の制度ではカバーされにくい侵入口の封鎖・清掃消毒まで一括対応と明記
  • 現地調査・見積もり0円/見積もり後の追加費用なしと明記
  • 24時間365日受付・再発時は保証期間内なら無償対応
屋根裏・床下の作業 対応(追い出し・捕獲・侵入口の特定)
侵入口の封鎖 対応(市の制度では基本的に対象外の作業)
清掃・消毒・消臭 対応
断熱材の交換など 被害状況に応じて対応(見積もり時に確認)
調査・見積もり 無料
再発時 保証期間内なら無償で対応
対応エリア 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)/関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)/東海(愛知・三重)

※各社公式サイトで確認(2026年9月3日時点)。料金・条件は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

🥈 駆除ザウルス|料金表を公式サイトで公開/全国対応

駆除ザウルス公式サイトのトップ画面
  • 料金表を公式サイトで公開=申請の前に金額の見当をつけやすい
  • 全国対応(北海道・沖縄・一部地域を除く)=地方でも相談できる
  • 創業21年・累計相談40,000件以上/最長10年の保証(動物により最長5年)
屋根裏・床下の作業 対応(わな捕獲は25,000円のオプション)
侵入口の封鎖 対応(ブロック処理 5,000円)
清掃・消毒・消臭 対応
断熱材・汚染箇所の処理 被害状況に応じて対応(フン尿の除去・殺菌消毒を含む)
調査・見積もり 無料(生息確認のみは別途有料)
保証 最長10年の再発保証(動物により最長5年)
対応エリア 全国(北海道・沖縄・一部地域を除く)

※各社公式サイトで確認(2026年9月3日時点)。料金・条件は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

調査・見積もりは基本無料(一部条件を除く)。相談したからといって、契約する義務はありません。

よくある質問(FAQ)

Q市役所は無料で害獣を駆除してくれますか?

A職員が来て駆除する自治体はほとんどありません。箱わなの無料貸出や捕獲個体の回収、補助金といった支援が中心です。屋根裏の追い出しや侵入口の封鎖は民間業者の領域になります。

Q箱わなを借りたら自分で捕まえるのですか?

A多くの自治体で、設置とエサの交換は依頼者が行います。捕獲後の回収は市が担う例が多いです。設置場所は屋外に限られるのが一般的で、天井裏に置けるわけではありません。

Q害獣駆除の補助金はどのくらいもらえますか?

A自治体によりますが、費用の2分の1・上限1万円〜5万円あたりが一つの目安です。多くはわなや柵の購入費が対象で、業者代金そのものが対象になる自治体は限られます。

Q害獣の相談はどの課に電話すればいいですか?

A農政課・農林課・環境政策課・生活環境課などが多いですが、市によって呼び名が違います。分からなければ代表電話に「有害鳥獣の相談です」と伝えれば繋いでもらえます。

まとめ|市の制度と業者は「役割が違う」

害獣被害が解決して落ち着いた戸建て住宅のイラスト

市区町村の制度は、屋外での捕獲と、費用の一部を支える仕組みです。使えるなら使った方がいい。

一方で、再発を止める作業——追い出し・侵入口の封鎖・清掃・消毒は、市ではやってくれません。ここは業者にしかできない工事です。

だから正しい順番はこうなります。

①市に制度を確認 → ②業者の見積もりを取る → ③補助金を申請 → ④工事

電話1本の確認で、数万円変わることがあります。急いでいる時ほど、この順番を守ってください。

この記事の調べ方(編集部)

自治体制度は各市の公表情報を2026年9月3日に確認して掲載しています。
宇都宮市 公式サイト「有害鳥獣対策のわな貸出や被害防除などの費用を補助」
山形市「タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業」箱根町「有害鳥獣被害対策の補助などについて」の公表内容
・捕獲の許可制度=鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(e-Gov法令検索)
制度・金額・窓口は年度で変わります。申請前に必ずお住まいの自治体の公式情報をご確認ください。

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